ワイドパンツを選ぶ時、どのような基準で選んでいますか?色ですか?柄ですか?素材ですか?気になる足を隠してくれるといっても、隠し方で逆に太って見えてしまっては本末転倒ですよね!そうならないよう、今回ぽっちゃりさんがワイドパンツを選ぶときの注意点を分析していこうと思います!
私は色、柄、素材、ウエストタイプ、股上の長さで選んでます!
股上ですか。。。気にしたことないです!
ワイドパンツの効果
まず、ワイドパンツは足の太さを隠せるぽっちゃりさんには欠かせないアイテムになっております。(私は欠かせない!)足の太さをカバーでき、なおかつおしゃれに見えるというアイテムでもあります。腰の位置を高めにすれば、足を長く見せることもでき、トータルのスタイルのバランスをよく見せてくれます。
もちろん、注意点はあります。例えば、ウエストタイプを見誤れば、お腹周りがずんぐり見えてしまい、効果は薄れてしまいます。素材を見誤れば、全体的にガタイがいい見栄えになる可能性もあります。股上のサイズに余裕がないと下っ腹を強調してしまいます。
では、具体的にどのような注意点があるか、もっと詳しく見ていきましょう。
注意点その1 :ワイドパンツの素材
ズバリ!一番細身に見せる効果があるのは、テロッとした重みのある下に垂れ下がるタイプの素材です。下に垂れ下がる重みのある生地は、ヒップのラインに無駄なくフィットし、下にストンと落ちるので、足のラインをカバーし、全体的に下半身をスッキリ見せます。下の図をご覧ください。
Aのワイドパンツは下に垂れ下がる素材で、Bはハリのある硬めの素材です。(イラストわかり図らくてすみません…)Bのハリのある素材は硬いので、肌にフィットせず足と布の間に隙間(緑の部分)を作ってしまい、その分見た目に幅が出てしまうのです。動いたときも、足にフィットしないので、無駄な空間だらけになって見た目もさらに太ってみるのです。その分Aの下に垂れ下がる素材の場合、ヒップの一番広い部分にフィットして下にストンと落ちるので、隙間なく、無駄なく、今のスタイルで一番細く見えるのです。しかし、動いた時に足にフィットするから太さを隠せないんではないかと思うかもしれません。確かに、膨張色の白などの薄い色の時はそうなります。ただ、黒や濃い色を選んだ場合、それは一気に目立たなくなります。特に黒は光を吸収するので、立体感を目立たなくしてくれます。(光を反射するベロアなどの生地は逆に立体感を出してしまうので避けた方がいいと思います。)
重みのあるテロッとした素材はポリエステルとかサテンとかが多いかな。ハリのある素材はコットンやデニム、ウールなどがあるね。
注意点その2 :ワイドパンツの丈
ワイドパンツの丈は主にくるぶしから足先までのものがあります。これも比べてみましょう。下の図を見てください。
左から右に足が長くなっているように見えると思います。足先だけを出すことによって、足の長さ=パンツの長さと錯覚するので、足を長く見せる効果があるのだと思います。一番効果的なのは、一番右のとんがり気味のハイヒールで足先だけを出すワイドパンツの組み合わせです。これは、厚底でも多少効果は得られますが、なにせ、厚底は竹馬に乗っている感じで身長を高くすることはできますが、足を細く見せる効果はないので、どちらかというととんがり気味のハイヒールがオススメです!ヒールが苦手な方は尖り気味のパンプスやスニーカーでも足先まで隠せる丈であれば、十分脚長効果はあるので、ぜひ足先までの丈を選んでみてください!
本当にスタイル良く見えますね・・・!(イラストだけど)
実際でも効果同じよ!(汗)
長くなると本来より細くも見えるから、一石二鳥なの!!
注意点その3 :ワイドパンツのウエストタイプと着脱タイプ
これは腰回りの回やロングスカート回と内容が被りますが、ちょっと違うので、改めて説明します!結果から言うと、一番細く見せるのはウエスト幅のないまたは高い、横または後ろチャックの着脱タイプ(できればゴムなし)のワイドパンツです。はいややこしいですね!これも図で説明します。下の図を見てください。ワイドパンツにシャツをインする場合の見え方です。
A:ウエスト幅が無タイプ 着脱は横か後ろのファスナータイプ、B:ウエスト幅が無タイプ 着脱は全部ゴムのタイプ、C:ウエスト幅は中タイプ 着脱は正面のボタン・ファスナータイプ、D:ウエスト幅が高タイプ 着脱は横か後ろのファスナータイプ になっています。見た目でもわかるように、ウエストとヒップがスッキリ見えるのはAとDになると思います。では、なぜそう見えるのか、次の図で説明していきます。
AとDはウエストと認識できる幅が広いのがわかります。つまり、引き締まっている部分が広いので、比較的スッキリ見えるのです。特にAはウエストからヒップへはっきりした境界線がないので、シルエットが丸く盛り上がらないので、スッキリしたシルエットになります。また、着脱タイプが横か後ろのファスナーなので、お腹周りがスッキリ見えるのです。(詳しくは腰回り回Part1、Part2を見てください!)
対して、BとCはウエストと認識できる部分がとても狭いので、引き締まって見える効果が薄いと考えます。Bに至ってはウエストが締まっているだけで、上下ともに広がっているので、わかりやすく言うとハムの印象に近いのです。(これは痩せてる太ってるに限らずです)痩せていたとしても、このシルエットはスッキリ見えないので要注意です!ただ締めてるだけではなく、ウエストをキレイに強調できることが大事です!
ハムって、他の例えなかったんですか・・・
すみません。。。なんだ。。。ひょうたんとか。。。?雪だるまとか。。。?
注意点その4 :ワイドパンツの股上のサイズ
最後の注意点です!股上です!結論を言うと、股上のサイズに余裕を持って履くと、お腹周り、お尻まわりがキレイに見えます。ワイドパンツの試着で、ウエストヒップ太ももに余裕があり履けるのに、股上が短くて少しお股が窮屈な時があります。履けるからいっかと妥協してはいけません!なぜなら、股上が窮屈だと、下っ腹とお尻が強調されるからです。下の図で解説します。
通常、パンツのサイズの股上は平置きサイズになっております。しかし、私たちには厚みがあるので、実際の股上のサイズは単純に自分の腰から股までを測るだけでは小さめになってしまいます。なので、一番無難なのは、試着して自分に合ったサイズを見つけておくことです。
股上が短いと、股にシワができて、正面だとそれが下っ腹の立体感を強調してしまい、後ろではお尻の形が強調されます。セクシー目当てで選ぶときはそれが良かったりしますが、隠したい目当ての時は、やはり股上は十分に余裕を持って選んだ方がいいと思います。
股上は余裕ある方がスッキリ見えるし、履いてる分にも快適だしね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の注意点をまとめると以下になります。
素材はテロッとした重みのある下に垂れ下がるタイプ
丈は足先まで(ハイヒールだとさらに効果あり!)
ウエストタイプは幅のないまたは高い、横または後ろチャックの着脱タイプ(できればゴムなし)
股上は余裕を持って履くべし!
になります!ぜひ参考にして試してみてください!