まず、第一印象は顔で決まると言われますが、スタイルの第一印象は頭、首、肩を含めたバストショットで判断されがちです。なぜなら、私たちは人と喋る時、無意識にバストショットくらいまでは視界に入っているからです。下半身が細くても、肩周りの印象ががっちりだとこの人はがっちりしているなと思われがちなのです。でも安心してください!服の着こなしでその印象は変えることができます。今回は肩のバランスと襟のもたらす視覚効果を語っていきます。
筆者のロンロンです!では肩だけにカタっていきましょう!
・・・モデルを務めるダレカです!よろしくお願いします!
肩について、人それぞれ角度や幅が違います。例えば下の図を見てください。
同じ丸襟の服を着ていますが、これだけでもだいぶ見え方が違うのがわかるでしょうか。小さめの丸襟の場合、肩幅が強調されて見えます。つまり、肩が広いと更に広く、いかり肩がさらに強調されて見えます。このように、肩幅が広めの人やいかり肩の人は首が詰まる服(着物やハイネックもです)を着ると、比較的がっちりした印象になってしまします。逆に、肩幅が強調されるということは、顔が小さく見えるということにもなります。ただし、首の長さによってまた違ってくるので、それは次のPart 2で詳しく語ります。
次に、丸襟からボートネックに変えてみます。
どうでしょうか。肩幅の広さをあまり感じなくなったと思います。逆に、肩幅が狭いことを強調されたように見えます。つまり、肩幅が狭い人やなで肩の人は、ボートネックのような広い襟の服を着ると、肩幅が狭いことが強調され、比較的顔が大きく見えるようになってしまうのです。
ピックアップしてみると更にわかりやすいです。
どうでしょう。なで肩の比較は少しわかりづらいかもしれませんね。丸襟の方が角度が目立つんではないの?と思うかもしれません。が、筆者が思うに、人は露出している肌に目がいきがちで、露出している肩の骨格が強調されて、肩の角度に目がいくのだと思います。顔の大きさも右下が一番大きく見えて、左上が一番小さく見えると思います。(実際、頭はコピペなので同じ大きさです。)今回丸襟とボートネックを例に出していますが、肩別の回でもっとたくさんの襟をやろうと思います!
と、このようにざっくり分析してみましたが、人によっては幅広めのなで肩だったり、幅せまめのいかり肩だったりその逆だったりと組み合わせは千差万別ですが、人と比べるのではなく、あくまで自分のバランスを理解することが大事だと筆者は思います。重要なのは自分の体の比率です。それさえ客観的に理解すれば、対策してなりたい自分に近づけるのです。
この調子で肩について掘り下げていきます。Part 2へ続きます!
Part 2は主に幅広い肩といかり肩について分析します!